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2021年のF1が開幕!バーレーンGP 大興奮の予選開始
Q1 いきなり我らが角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がやってくれました!
純粋な速さでは現役最速であるレッドブルホンダのエースフェルスタッペンから0.108秒遅れの2番手タイム。
ハミルトンの上ですよ!! いやー全身震えて止まりませんでした。
スポーツでこんなに興奮したのは、中田英寿のセリエAペルージャでのデビュー戦以来でしょう。
当時の自分の興奮具合をどうぞ ↓
ぁああ!
— のりあんみんつ (@norian1225) March 27, 2021
あかん、Q2まで近所走ってくるか?
落ち着かん😱— のりあんみんつ (@norian1225) March 27, 2021
ビッグアスリートの片鱗をみせつけた角田
ビッグなアスリートは最初からとんでもない存在感を示すものです。
ハミルトンもそうだったし、角田の場合は、日本F4→ F3 → F2 → F1 とすべてが規格外。
世界のメディアも、マックス、ハミルトン、角田と三人の写真を並べる扱い様です。
Q1でコースに出てきたのも一番最後やで!? 新人のくせに何様やねんって感じでしょ。
最後のほうが当然路面が出来上がってきて、数秒タイムが変わる場合があるのですが、中堅以下のチームはとりあえずQ2進出狙いなので、最初の方に一回はアタックするものなんです。
アルファタウリチームの自信が感じられたところでもありました。
Q2敗退はチーム戦略の大失敗
残念ながら、Q2で敗退の13位でした。
これは、角田くんのせいばかりではなくて、二回目はソフトタイヤやろ?って全世界の人が叫んでたはずです。
アルファタウリの敵はフェラーリやアストンマーチンなどの中堅勢でのトップ狙いであって、マクラーレンやメルセデスやないんやでー!って叫びたかったです。
12位までが0.7秒差だったので、非常にもったいない事をしました。
Q1のタイム1分30秒607ならQ3でも4番手タイム!! 悔しいーーーー!!
でも、ガスリーはしっかりタイムだしてきたので流石でしたね。
Q3はフェルスタッペンとハミルトンの一騎打ち
予選のQ3は、メーカーとドライバーのプライドをかけた戦い。全力でやってきます。
エンジンも全開で攻めてきます。ポールポジションは歴史に名が残るし、レースは気候など状況に影響されますが、予選は純粋にドライバーやコンストラクターにとっても自分たちが一番速い事を証明する栄誉だからです。
当然、現役世界1を争う二人の勝負。
結果は、フェルスタッペンの圧勝! レッドブルホンダはかなりの力をもっていそうです。
でも、あのボロボロのテストでの状態から、やっぱりトップを争える状態にもってこれるメルセデスは脅威。
前半で勝利を取っていかないと、フェルスタッペンは厳しいかもしれません。
突然チートしてくるチームもあるかもしれないし。
決勝はレッドブルとメルセデスのタイヤ戦略の違いが明暗をわけた
スタートの段階でタイヤ戦略の違いは分かっていたので、たぶん見ていた全員が不安を感じていたはず。
レッドブルは、ミディアム → ハード → ミディアム?
メルセデスは、ミディアム → ハード → ハード
という予定だったはずなので、フェルスタッペンが最初のミディアムでどれだけ後続を引き離せるかが勝負だったんです。
フリー走行でも、圧倒的にレッドブルの方がタイヤ持ちもよさそうな感じだったので、メルセデスに正直勝機はない状態だったんです。
しかも、ハミルトンはボッタスミサイルを引き連れているから好きなようにできる。フェルスタッペンは今年も一人でメルセデスに対抗しなければならない辛さ。もう早いこと角田くんチームメイトにしようぜ。
案の定、メルセデスは早めのタイヤ交換でレッドブルをアンダーカット。メルセデスの後ろか間にペレスがいればメルセデスがこんな好きなようにチャレンジングなタイヤ交換はできなかったんですよ。
デフのトラブルで序盤にペースをあげられなかったフェルスタッペンは、違うタイヤで同じような勝負をしなければならなくなった。
圧倒的に速かったのはフェルスタッペンだが、強かったのはハミルトン
結局、最後は攻めすぎた事でハードタイヤがもたずにハミルトンの勝利。ミディアム → ハードの長ロングランでもいけたんじゃね?って感じです。
ただし、相手はタイヤマネージメントが化け物級のハミルトンですから、レッドブルチームはリスクが高いと感じていたのでしょう。
しかし、ハミルトンの嫌らしい上手さはすごかったですね。追い越されるときは、頭出された後でも必ず相手をプッシュしていく。
結局、トラックリミット越えてるやん?のメルセデスに対する無線攻撃も、レッドブルチームは自分たちの首をしめる結果になってしまいました。
ハミルトン何十回もオーバーしてたのにね。レッドブルに譲れって警告してくるならハミルトンにはタイムペナルティでしょ。おかしすぎへんか。決勝レースにトラックリミット取り締まり必要!?ミニ四駆ちゃうで。
しかし、フェルスタッペンは大人になりました。
最後は、激おこで無線とばすやろっておもってたけど。
角田が9位じゃ物足りない?
日本人だけじゃなく、世界中のレースファンが9位じゃ物足りないって思ったことでしょう。
素晴らしい結果なのですが、それだけ期待値が大きい選手なんです。
デビュー戦で一体何台オーバーテイクした?
レッドブルに乗ってたアルボンやったらこんな思い切ったブレーキング出来ないよ?
アロンソを抜いて興奮する角田くん ↓
In case you missed it...@yukitsunoda07 has ARRIVED in Formula 1 🚀#BahrainGP 🇧🇭 #F1 pic.twitter.com/xoc7iyNCVD
— Formula 1 (@F1) March 29, 2021
今後の大活躍が楽しみです。
【Formula1-Data】 コメントに並ぶ海外ファンの賞賛…角田裕毅 デビュー戦特集動画の再生がうなぎ登り、8度のオーバーテイク振り返る: 角田裕毅に対する関心は日本を超えて海外に広がっている。F1は2021年シーズンの開幕バーレーンGPを終えて「Yuki… https://t.co/4Cj96bL1Eh | #F1JP #Formula1Data
— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) March 31, 2021
すこしもやもやしたけど楽しかった開幕戦
このモヤモヤ感は期待が大きかったからであって、長かったメルセデス一強時代の中でやっと面白くなったと思わせる開幕戦でした。
願わくば、もっと中堅チームが力をつけてきてほしいところです。
マゼピンさんとベッテルさんは、ほかのみんなの邪魔だけはしないでください。
以上、個人的なレース感想なので間違った説明や思い込みも多々あります。
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